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テレビゲームあれこれ日記

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長く遊べるよ! 『FFタクティクスA2 封穴のグリモア』

 ニンテンドーDS用のシミュレーションRPG『ファイナルファンタジータクティクスA2 封穴のグリモア』(以下『FFT-A2』)を購入。

 本作は、2003年にゲームボーイアドバンス(GBA)向けに発売された『ファイナルファンタジータクティクス アドバンス』(略称『FFT-A』)の4年ぶりの続編です。ハードがDSへと移ったけれど、タイトルにGBA時代の名残りをとどめているんだよね。

 前作のシステムと、独特の雰囲気(丁寧なグラフィックや、荘厳で賑やかな音楽など)が好きで大いにハマった僕としては、今回の“進化”の方向性には満足です。

 ゲームとしての新しい驚きはないけれど、従来のシステムはそのままに、あくまでボリューム面での大幅パワーアップと遊びやすさの改善(“ロウ”のイジワルさの緩和など)に特化した“改訂版的”な続編――それがこの『FFT-A2』なのであります。

 やはりこの『FFT-A』シリーズの楽しみの肝は、往年の名作『タクティクスオウガ』のような戦闘モードの緊張感と、そして『FF5』的な“ジョブチェンジ”による、各キャラクターのカスタマイズの妙味にありますよね。

 新しいジョブに転職した時に、既得の技(アビリティ)のうち「どの技をコマンドに“くっつける”(装備する)のか――?」といった、カスタマイズにまつわるプレイヤーの諸々の葛藤が、実に『FF5』的なんですね。

 ゆえに、この『FFT-A』シリーズを未体験であったとしても、『FF5』のジョブシステムがお好きな方であれば問題なくオススメできる作品です。『FF』ファミリーの中ではちょっと地味な存在かも知れないけれど……。

 でもでも、作品としても商品としても、先日リリースされた『ASH(アルカイックシールドヒート)』などよりはよほどクオリティーが安定していて、末長く楽しめる良作ソフトに仕上がっていると思います。
 ちょっとした空き時間に少しずつ遊べる、っていうのもいいね。

by atom211974-3 | 2007-10-26 12:59

携帯ゲーム雑感 '07

 ソニーが新型プレイステーションポータブル(以下“PSP”)を発売してからというもの、PSPのソフト売り場が以前よりも賑わうようになりましたよね。ゲームファンとしては何か嬉しい。

 かく言う僕も、今回のモデルチェンジを機に初めてPSP本体を買い、PSPのソフト売り場をウロウロしている人間の一人であります。

 新型は、高級感においては旧型には敵わないけれども、この際ゼイタクを言っている場合ではない。
 なぜならPSPには、ニンテンドーDSと違ってコアなRPGからコアな復刻シューティングゲームまで(全部コアじゃねーか)、ひと通りそろっているだかんね。

 キラータイトルの『クライシスコア -ファイナルファンタジーVII-』が同時期に発売されたこともあって、「やっとPSPを買ったぜっ。ぬおお!」という、希望に燃える新規PSPユーザーの方々もかなりの数に上るものと思われます。
 
 ソニー(SCE)も、今は何かと耐えることばかりかも知れないけれど応援しています(ソフトを出せッ! カ、カネは払う)。

 かつて、任天堂の携帯ゲーム機・初代ゲームボーイが市場的に死にかけていた最中、ひっそりと発売された『ポケットモンスター』。その未曾有の大ブレイクによって、ゲームボーイ本体の人気そのものが再燃してしまったことを思えば――。

 そして、その時に生まれた“携帯ゲーム市場”が、今日のゲーム業界をバリバリに席巻している現実を考えれば(何しろ『ドラクエ』の第9作目が携帯マシン向けなんだもんなあ……。あれには本当にビックリした)、もう何が起きても驚かんぞ! という気にもなってしまう。

 PSPだって、たとえば『モンスターハンターポータブル 2nd』が再ブレイクしてしまうかも知れないし(システム的に敷居が高いのがネックだけど)。でも、『ポケモン』も『どうぶつの森』も、携帯マシンで通信プレイ、というところがウケたわけだからね。本当に分かりませんぜ。

 と、すると――。敷居チョイ低めの『ドラクエ9』が大ブレイク?
 うーん……、こりゃDSの安泰だなッ(笑)!

by atom211974-3 | 2007-10-21 12:52

ASH(アッシュ) 『ARCHAIC SEALED HEAT』

『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親として知られる坂口博信(さかぐち・ひろのぶ)の最新作、『ARCHAIC SEALED HEAT(アルカイック シールド ヒート)』(略称『ASH』)を購入。
 セーブデータは2人分まで作れます(これ重要ね)。

 ニンテンドーDS用のソフトですが、内容はコアゲーマー御用達のシミュレーションRPG。けっこうマニアックです。

 序盤をプレイした感じでは、操作性もいいし、ゲームバランスにも疑問はなし。新しいジャンルだけれど目立った破綻はないよ。

 シミュレーションの戦略性と、戦闘モードでのRPG的サクサク感とが違和感なくミックスされていて、きちんと楽しめるゲームになっています。安心した。

 たとえば仲間の守備力を上げる魔法をかける時には、パーティ全員にかけるのか、一人にかけるのか範囲を選べたりする。効果の“濃さ”は範囲によって変わるなど、そういうRPG的なツボはサスガにばっちり押さえてあります(話は逸れるけど、この守備力アップの魔法がまた使えるんだわ……)。 

 あとビックリしたのが、このゲームってDSのくせに(!)声優のボイスがガンガンに入っているのね。とにかくよく喋る。
 ヒロインの教育係みたいな爺さんが出てくるのですが、こいつの声が青野武(笑)。おのれピッコロ!

 重要な場面では、これまたDSソフトには珍しく凝りに凝ったムービーが挿入されるなど、クリエイター・坂口博信のカラーを前面に押し出した作り。電池を猛烈に食いそうなので、みなさん電池切れにはくれぐれも注意しよう!

 余談になりますが――。
 豪華グラフィック&重厚長大ストーリーを身上とする坂口博信の作品が、よりによって原点回帰路線の任天堂ブランドから発売されるというのも、ゲームファンとしては感慨深いものがあります。

『脳トレ』から坂口博信まで、本当はいろんなジャンルが共存している状態がユーザーとしても理想だし、当の任天堂も、まさにそれを実現しようとしているんだろうね。

by atom211974-3 | 2007-10-06 17:02

嗚呼、薄氷の王子よ 『ボクサーズロード2』 その2

“薄氷の王子”なんて言うとまるでファンタシィ小説のダサい副題っぽく見えますが、さにあらず。
 このところ、僕はボクシングのゲーム(PSPの『ボクサーズロード2』)にハマっております。

 で、僕がいま大事に育てている選手(名前はモヒカンくん)というのが、実に微妙な判定勝ちばかりを収めるわけです(但し負ける時はKO負けばかり)。
 綱渡りのギリギリ勝利&ガラスの顎、ということで、何となく心の中で“薄氷の王子”と呼ぶようになった……のですが、そんなことはどうでもいいスね。すまぬ。

 本題は、ゲーム内で起きた“微妙な判定”のほうです。
 このゲーム、現実のボクシングでも本当に起こりそうな“微妙っぷり”が、それなりにキチンと再現されているんですよ。痺れましたね。

 プロボクシングのルールには“4回戦(よんかいせん)”というのがあるのですが、これは、たった4ラウンドで終わってしまう試合のことです。つまり、すぐ判定になってしまうわけ。さらに、4回戦では一つのラウンド内に2度のダウンをした選手がTKO負けになる。

 ある時、モヒカンくんは(※注:これはモヒカンくんが勝った試合の話です)試合が始まって早々にダウンを奪われ、 「ゲッ! あと一度のダウンで負けだよ、やばいよやばいよ!!」という、ビビりながらの戦いを余儀なくされました。

 そして――。
 モヒカンくんが2度目のダウンを喫する瞬間は、予想外に早く訪れたのです(弱ッ)。

 ところがその2度目のダウンというのが、第1ラウンド終了のゴングと同時であるとの理由から、“ダウン”とは見なされず。
 これは、相手側の陣営やファン、親族(?)らから見ればかなり「ずるいぞずるいぞ」的な状況です。ダウンがあと一秒早ければ、それでTKOになったわけですから。

 さてさて九死に一生を得たモヒカンくん。

 その後、徹底したボディー攻撃で適当にお茶を濁しつつ、どうにかこうにか4ラウンドまで生き延びた……のですが、最後の最後、試合終了まであと数秒を残したところでモヒカンくん何と都合2度目のダウン(しかも、実際には3度目)。何しとんねんモヒカン。

 試合が早く終わってしまう――つまり、失点を挽回するチャンスの少ない4回戦において、都合2度のダウンは判定では圧倒的に不利。「あーあ。こりゃあ採点はボロボロだな……」と溜め息つきながら勝利者コールを待つこと数秒。結果は3-0でモヒカンくんの勝ち。

 たぶん、こつこつと当てていた見映えのしないボディーブローが評価されたのだろうけど……。
 ボクシングの世界でしばしば起こる“見た目”の印象と“採点”との乖離。これをまさか、自分の手で動かせるデジタルなゲームの世界で味わうことになろうとは――!

 僕は前作も遊び倒したクチですが、ジャッジの採点は、さすがにこの『2』のほうがよく出来ていますね。これは皮肉ではなくて、採点競技としてのボクシングの奥の深さとグレーな感じが、よく再現されていると思います。

 ただ、採点上でのジャブの価値が低すぎるのが残念。せっかく使いやすくなったジャブなのだから、次回作ではこの点を何とかしてほしいです。ジャブだけで渋くセコく勝ちたい!!

by atom211974-3 | 2007-10-01 18:47