テレビゲームあれこれ日記

『ローグギャラクシー』と『ファイナルファンタジー12』

 プレイステーション2用ソフト『ローグギャラクシー』(以下“ローグ~”)と『ファイナルファンタジー12』(以下“FF12”)――。この二つの作品には(クオリティーは別として)色々と似通ったところがありますよね。

 物語が砂漠の街から始まるところや、主人公の男の子が盗賊になることを夢見て故郷の街を飛び出す、というシチュエーションも驚くほど全く同じ。

『ローグ~』のプレイに挫折して『FF12』を遊び始めた当時、僕は「え? こっちのスタート地点も砂漠なのかよ。そしてまた盗賊になりたいのかよ、しかも乗り物は空を飛ぶのかよ……」と、少々うんざりした記憶があります(この二つのゲームが映画『スターウォーズ』の作品世界を露骨にパクっている、というのはもはやファンの間では常識のようです。が、僕はその『スターウォーズ』自体をまともに見たことがない物知らず人間なので、今度DVDを借りて一気に見ようと思います)。

 そして両作の更なる相似点は、戦闘モードのコンセプトです。「いかに“生きている仲間”たちと一緒に戦っている感じを出すか?」というテーマを真剣に追求しているという点で、両者の姿勢は一致している。『FF』陣営は前作『11』でオンラインゲームのノウハウを培ったこともあってか、この種の面白さを作り出すことにかけては一頭地を抜いていましたね。『ローグ~』にとっては、ちょっと相手が悪すぎたな、という印象があります。
 
 僕がここで言いたいのは、どちらがどちらをパクった、ということではありません(仮にパクるのであれば、もっと分かりにくいようにパクるだろうし……)。むしろ僕が興味を持ったのは、同じような素材でも作り手の力量によって仕上がりにここまで差が出る、ということが、特に必要もないのに証明されてしまっているという事実です。『ローグ~』のレベルファイブ社には悪いけれども、金星を狙うには『FF』の壁はあまりにも厚すぎましたね。レベルファイブよ、天下を狙うのなら『ドラクエ』の堀井雄二をくれぐれも手放さないように。
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by atom211974-3 | 2006-06-09 09:07
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