テレビゲームあれこれ日記

『ドラクエX』プレイ日記 -1-

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 前作『ドラゴンクエストエIX(9)』から三年――。
 いままた、シリーズの最新作で遊べる至福の機会が巡ってきました。僕がオンラインRPGに触れるのは実はこの『ドラクエX(10)』が初めて。

 オンラインゲームの玄人筋からは「グラフィックやシステムが時代遅れ」という手厳しい批判や、「なぜWii専用ソフトなのか」といった疑問の声も上がっていますが、そもそもファミコンで出た初代『ドラクエ』も、当時のパソコンRPGに詳しいユーザー層からは同じようなことを言われていました。

 だからこの『X』は、僕は言わば現代のファミコン版『ドラクエI』みたいなものだと思って楽しく遊んでいます。

 過去の成功に固執せず、常に新しいチャレンジに打って出る開発スタッフの志には頭が下がる思いです。
 それも、ゲーム自体をよく知らない人でも楽しめるものを――という部分まで追求しながら作るわけですから本当に大したものです。

 ただ今回、ソフトの発売のタイミングに恵まれたかと言うと、決してそうではありません。むしろ逆風が吹いています。なぜなら『ドラクエX』は、月額1,000円の課金制。

 折しもソーシャルゲームのいわゆる“課金ビジネス”への警戒心が世に蔓延していることに加え、『ドラクエ』の発売元であるスクウェア・エニックス社の昨今の“売らんかな”の姿勢に対するユーザーの不信感の高まりもあって、「ついに『ドラクエ』も拝金主義に走ったか」と早合点してしまう人が少なくないと感じます。

 しかし、課金ビジネスの諸問題と『ドラクエX』の月額1,000円制は、話題に上る時期がたまたま重なってしまっただけで直接の関係はありません。

『ドラクエ』の生みの親であるゲームデザイナーの堀井雄二氏は、それこそファミコン時代からオンラインゲームの構想を持っていて、その魅力についてエッセイなどでたびたび語っていたものです。

 その頃から温め続けてきたアイディアが、いまたまたま『ドラクエX』としてカタチになっただけの話で、別に『ドラクエ』の開発スタッフがグリーやモバゲーのようなやり方に追従したわけではありません。

 ただまあ、月額制がいまのスクエニ社の思惑と合致したことは確かでしょうけれどね。


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by atom211974-3 | 2012-08-06 02:25 | 『ドラクエX』プレイ日記
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