テレビゲームあれこれ日記

リメイク版『俺の屍を越えてゆけ』 (PSP用ソフト)

 伝説のRPG『俺の屍を越えてゆけ』が、プレイステーション・ポータブル(PSP)用ソフトとして再誕! 岸部一徳がCMをやっていましたね。

 僕もかつて、こいつのオリジナル版(プレイステーション用ソフト)にハマっていたクチで、「あのゲーム、そろそろ最初から遊び直したいなあ……」などと、ちょうど思っていたところでした。

 そんなわけで、グラフィックやゲームバランスを刷新した今回のリメイクは実に嬉しかったですね。
 コツコツと戦って経験値を上げていくというゲーム性からしても、携帯ゲーム機との相性も抜群だし。感激ですぜ。

 本作を手がけたのはゲームデザイナーの枡田省治(ますだ・しょうじ)。

 古くはファミコンの『桃太郎伝説』や『メタルマックス』、PCエンジンの『天外魔境』などの制作に関わってきた人物です。名作の陰に枡田のゲーム・デザインあり。これはもっと評価されるべきだと思います。

 枡田氏が凄いのは、堀井雄二(ほりい・ゆうじ)などと同じくお話が書けて、なおかつゲームの仕様も一人で作れるところでしょう。

 その系統でファミコン時代から生き残っているのって、名が知られているところでは先の堀井雄二の他に、坂本賀勇(さかもと・よしお)、小島秀夫(こじま・ひでお)、さくまあきら、それに宮岡寛(みやおか・ひろし)くらいじゃないか?

 僕はどちらかと言うと、作り手の顔が見えるゲームが好きなのですが、最近そういうゲームは減っていますよね(別にそれが悪いということではなくて、単に好みの話です)。
『逆転裁判』の巧舟(たくみ・しゅう)もそのタイプだけど、2000年代に入ってからの巧氏の成功はレアケース。

 ゲーム制作も分業化が進んで、ひとくちに「誰それが作ったゲーム」とは言いにくくなっている面もあるでしょう。
 それにグラフィックが高度化されて何でもビジュアルで表現できるようになったおかげで、昔のようにテキストの書き手のセンスに依存するタイプのゲームが、単純に減ったんですね。

 そんな状況のなか、みんなから望まれて復活を遂げた『俺の屍を越えてゆけ』。時を越えて残るものは、やっぱり本当にイイものなんだろうなあ、なんて思いながらプレイをしています。
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by atom211974-3 | 2011-11-12 18:40
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