テレビゲームあれこれ日記 | |||||
ニンテンドー3DSのオンライン配信ソフトを内心ニコニコしながらダウンロードしまくる日々。 あまり期待をせずに購入したアークシステムワークス社の『オセロ3D』(500円)の出来が存外に良くて舌を巻いているところです。 難易度の調節の自由度の高さから、操作性の良さ、グラフィック表現の丁寧さ、効果音の気持ち良さなどなど、『オセロ』自体のおもしろさに寄りかかることをせず、さりとて邪魔もせず。 おもしろさが“自分の脚で立っている”という点において、前項で貶した『3Dブロック崩し』とは好対照を成しています(いっそ『ブロック崩し』もアークシステムワークスに作って欲しかったわい……)。 まあ、「今どき『オセロ』ごときに500円も出す価値はあるわけ……?」とか、そしてそれを「わざわざ3DSで遊ばなきゃならない理由があるわけ……?」といったような根源的な疑問は拭い難く残るわけですが。 まあ、たぶん僕みたいな連中は決して『オセロ』そのもので遊びたかったわけではなく、ニンテンドー3DSというゲーム機を、“道具”としてカスタマイズする楽しさのほうにおカネを払っているんだろうなあ、という自覚はありますね。 そして、たかだかその程度のニーズに対して、いい意味で予想を裏切ってくれる――これはユーザーとしては実に嬉しいことで、ソフトの発売元であるアークシステムワークス社に対する心証も良くなろうというもの。 同社は『探偵・神宮寺三郎』シリーズの発売元でもありますが、欲を言えば『神宮寺』は今後もうちょっと大人向けにしてほしいなあ。 せめて大沢在昌の小説『新宿鮫』シリーズの読者でも充分に納得できるくらいのクオリティーにしてほしい。これが“贅沢な要求”として片づけられてしまううちは、アドベンチャーゲームに未来はないッ。
by atom211974-3
| 2011-06-17 23:08
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