テレビゲームあれこれ日記

地味だけど楽しい 『スティールダイバー』 (ニンテンドー3DS用ソフト)

 潜水艦の操縦(のモドカしさ)を楽しむアクションゲーム『スティールダイバー』は、ある程度コントロールに慣れてくると徐々におもしろさが増して、まだ買ったばかりの3DS本体そのものへの愛着までもが、じわじわと深まってくるようです。

 ビックリするような新しいおもしろさや派手さはないし、一度に何時間も熱中するようなゲームではないかも知れませんが、ちびちびと細く長くお付き合いしていけそうな作品です。

 然るに本作の目指す“おもしろさ”とは、僕が思うに「ビデオゲームのおもしろさ」ではなくて、「ビデオゲーム作りのノウハウを活かして作った“玩具”」のそれなんだな。
 本作のメインディッシュである横スクロール・アクションの“潜水艦モード”にしても、ステージ数はたったの7面しかない。これは正直、今時のビデオゲームとしてはちょっと少ないですよ。

 ゆえに、いわゆる「ビデオゲーム」を期待して買った人からは叩かれるでしょう。僕個人としても「せめて16ステージくらいは欲しかったなあ……」などと思ったりしました。

 でも、最初から“玩具”だと思って触っていると、ステージ数とかは確かにどうでもよくなるんですね。つまらない遊びは、たとえ100ステージあってもつまらないですから。
“玩具”としてのおもしろさに自信があるからこその、たったの7ステージ。割り切り方としてはアリでしょう。

 加えてメーカーお仕着せの、プレイ時間の水増し的な「やり込み要素」というものに、いい加減ゲーマーはもう飽き飽きしているはず。

 そんな状況に一石を投じるだけの内容を持つこの『スティールダイバー』。作り手に対してだけでなく、遊び手にも「おもしろさとは、量じゃないんだよ」という啓蒙的(?)なメッセージを地味に放つ存在だと思います。

 でも、せめて自動生成コースとか欲しかったなあ。向こう5年間は続編なんて出ないだろうからね(笑)。
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by atom211974-3 | 2011-06-01 00:06
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