テレビゲームあれこれ日記

ロールプレイング貯金箱 『貯金伝説バンククエスト』

 昼食にラーメン餃子やトンカツ唐揚げビッグマックなどの無難な偏向メニューを気の向くままに楽しんでおったところ腹が出てきたため「これはいかん」と反省し、仕事帰りは自宅までバスに乗らずに30分間ヨロヨロと歩くことに致しました。

「せっかく歩くのならデジタル万歩計でも装着しよう、そして浮いたバス代(200円)は最近ハヤリの電子ゲーム付きの貯金箱に投入しようッ!」

 と言うわけで遅ればせながら買ってきました玩具大手・タカラトミー社より発売の液晶ゲーム連動タイプ貯金箱――『貯金伝説BANK QUEST(バンククエスト)』。
 1円玉以外の硬貨(5円、10円、50円、100円、500円)に対応しており、500円玉のみを貯めた場合は最大で約5万円まで貯まる(らしい)。

「何だ5万円かよ」
 と、最初は思っていたのですが、ゲームの部分が存外によく出来ていて驚きましたね。
 本作に搭載されているゲームの分野は、『ドラゴンクエスト』のパロディーだと一目でビビッと伝わるような、典型的なロールプレイングゲームです。

 攻略を有利に進めるためには自分のお金(硬貨)が必要になる――というリアル生活との連動性もあって、「ゲーム部分が面白いから、別に5万円しか貯まらなくてもいいや。そんなことより早くレベルを上げたいよ!!」という気にさせられてしまう。

 操作性もいいし、何よりも戦闘のバランスがいいことに本気で感動! マニアがいちばん気にする部分を決しておろそかにせず、丁寧に作ってある。
 ここをちゃんと作らないと肝心の貯金をする気が起きなくなってしまうので、そこはやはりチカラを注いだんだろうなあ。

 ストーリー性は皆無に近く、街とダンジョン(塔)を往復することで進行してゆく古風なゲーム性とシンボリックなドット絵なども、オールドゲーマーには感涙もの。
 それこそファミコン時代の『ドラゴンクエストI』のような、制約を逆手に取ってでも伝えるべきことはちゃんと伝えよう、という作り手の気概を感じます。

 大のRPG好きの僕などは、もはや貯金のことなどすっかり忘れて純粋にゲームとして熱中している最中(小銭だけで1,500円も貯めたぜ)。

 ボタンを押した時の効果音がやたらとピコピコうるさくて恥ずかしくなるけど、これもON-OFFの切り替えが可能だし(音量を絞る、ということが出来ないのは難点だけど)、ゲームソフトとして気を配るべきポイントはまんべんなく押さえてある。

 先にも言いましたが、僕がいちばん驚いたのは戦闘のバランスのよさ。
 具体的に説明するのは難しいのですが、そうだなあ……。

 一例を挙げると、“クリティカル”(『ドラクエ』で言うところの“会心の一撃”)が二打席連続で生じた場合でも、決して不自然さを感じさせないんですよね。これってけっこう凄いと思います。与えるダメージや受けるダメージにもキチンと心地よさがあるし。

 よくあるでしょう、そういうバランスの偏ったRPG(お前の食生活はどうなのか、の声)。

 これは、シナリオや映像などとは違って目に見えにくい表現領域であるため、いちばん評価されにくく、陽の当たらない部分です。そして、ゲームとしてはいちばん重要な部分でもあります。

 そこをちゃんとやっているのがエライと思いましたね。
 一体どこが作ったんだろ……? ん……?

 (C) 2008 TOMY (C)デジターボ。

 デジターボ……?
 知らないなあ……。やっぱり社名よりも、担当した人間が誰なのか、という問題なんだよなあ。これからデジターボをググって勉強します。
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by atom211974-3 | 2008-09-27 17:10
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