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テレビゲームあれこれ日記

『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』

 1990年にファミコン用ソフトとして発売されたシミュレーションRPGの祖『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』が、いま20年近い歳月を経てニンテンドーDS向けに復活。

 やったね!

 現在、第7章に挑戦中でありますが、けっこう次々とユニットが死んでいっておる体たらく。まことにイカン。

 とりあえず、このまま行けるところまで行ってみようという感じです。いざとなりゃあイチからやり直すもんね。

 サブタイトルに「新」の一字が加わり、グラフィック(キャラクターデザインを含む)やインターフェースの刷新、そしてストーリー(各種イベント、ステージ)の追加などなど、オリジナル版を知る人も知らない人も夢中になれる好作品です。

 かく言う僕も『暗黒竜~』のオリジナルを知らない人間の一人。

 リメイク版を搭載したスーパーファミコン用『紋章の謎』は遊んだことがあるけど、根気が続かなくてクリアできなかったし。

「携帯ゲーム機でなら、がっつり遊びたいのになあ……!」と思っていたところに、ちょうどゲームボーイアドバンス(GBA)用の『封印の剣』、『烈火の剣』、『聖魔の光石』というGBA三部作(?)が登場。

 で、それら3作にすっかりハマってしまって現在に至るのであります。あんがとう任天堂。
 
『ファイアーエムブレム』シリーズの生みの親とされる加賀昭三(かが・しょうぞう)なる人物に興味を持ったのも、そのGBAの頃。

 加賀氏が独立後に手がけたというプレイステーション用『ティアリングサーガ』、プレイステーション2用『ベルウィックサーガ』も買って、今でも大事に持っております(ただし未クリア)。

 でも、それらは内容の本質はともかく、残念ながら絵やプログラムの技術力が『ファイアーエムブレム』の開発を手がけるインテリジェントシステムズ社には遠く及ばないため、いまいちハマれなかった。

 同じようなゲームでも、プログラマーの力量次第でここまで楽しさ面白さに差が出るんだよーん、という、分かりやすい見本のようなケースになってしまいましたね、あれは(ゲーム内容があまりにも似通っていて、任天堂と裁判沙汰になっちゃいましたけど)。

 あと、これは余談ですが――。

 任天堂のゲームの取扱説明書の最後のページには、必ずその作品に関わったスタッフの名前が列記されることになっていますよね。

 でもこの『新・暗黒竜~』の説明書には、果たしてそういうページが存在しないのであった。珍しいことなので軽い衝撃を受けましたね。

 言うまでもなく今回の『新・暗黒竜と光の剣』は、先述の裁判で任天堂と争うことになった加賀昭三氏の作品をリメイクしたものです。

 そんなわけで、「今度の説明書の最後のページは一体どうなるのだろう? 加賀ちゃんの扱いやいかにッ?」などと、下世話な関心で勝手にワクワクしていた僕などは完全に肩透かしを食らった格好。

 スタッフクレジット一切なし!
 これはこれで、潔い割り切り方なのかも知れないけど……。大人の世界って難しいのね。

by atom211974-3 | 2008-08-10 16:16
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