テレビゲームあれこれ日記

PSP版 ナムコミュージアムVOL.2より 『GROBDA(グロブダー)』

 RPGなどの大作ゲームを浴びるように楽しむ傍ら、その気分転換に軽めのゲームをちょっとだけ遊ぶ、というのもまたゲームファンにとっては至高の愉しみなのでございまして――。

 そんな意味合いで僕が最近ハマっているのが、プレイステーション・ポータブル(PSP)用ソフト『ナムコミュージアムVOL.2』に所収の、戦略的シューティングゲーム『GROBDA(グロブダー)』であります。

 1984年の発表と言いますから、もう23年前のゲームですね。
 画面はスクロール要素なしの、いわゆる“固定画面”。グロブダーという名の戦車のような自機を操って、画面内の敵を全部やっつければステージクリア。

 上下左右(東西南北?)の8方向に美しき虹色のビームを撃ちまくって敵を倒してゆく駆け引きの快感には高い中毒性があり、慣れると熱中して抜け出せなくなるのね。

 自分と敵キャラの位置を常に把握していないと文字通り秒殺されてしまうなど、本当に一瞬たりとも息つく暇がないシビアなゲームバランス。

 加えて、自機にはエネルギーのゲージが設定されていて、このゲージを消費することでバリアを張って敵の攻撃を弾くことができる。つまり敵の攻撃を避けるだけじゃなくて、「撃たせて攻め込む」みたいなことも可能なため、いろんな攻略法があって飽きが来ない。

 エネルギーのゲージは、じっとしていると徐々に回復していくのですが、この仕組みがまた本作を有機的な、血の通った味わい深いものにしていると思いますね。

 世界観も魅力的です。
 本作における“戦い”とは、地球を守るための戦争でも何でもなくて、ただの“近未来の競技”であるという。
 この設定には本当に救われますね。もしこのゲームの設定が「人類の存亡を賭けた戦い」とかだったら、もう難しすぎて遊ぶ気が起きません。責任重大だから(笑)。

 ゲームの中で“近未来のゲーム”を体験するという、言わばゲームの入れ子構造。
 さすがは『ゼビウス』の遠藤雅伸(えんどう・まさのぶ)が手がけただけのことはある、ゲーム的に全く隙のない逸品です。
[PR]

by atom211974-3 | 2007-11-08 20:35
<< 『ファイナルファンタジー7 イ... 『ファイナルファンタジー7 イ... >>