テレビゲームあれこれ日記

キム皇はどこへ行った?

“キム皇”とは、かつて集英社の「週刊少年ジャンプ」誌上で人気を博したゲーム関係の情報コーナー、“ファミコン神拳”の担当ライターの一人であり、少年期をファミコンブームの真っただ中で過ごしたファミコン世代の人間にとっては、絶大な知名度を誇る伝説の人物の一人なのでございます。
 キム皇こと木村初はその後、雑誌のライターからゲームクリエイターに転身。任天堂の携帯ゲーム機・初代ゲームボーイ用ソフトとして「ジャングルウォーズ」を発表しました。残念ながら僕はこのソフトを遊ぶ機会がなかったのですが、シナリオとゲームデザインをキム皇が手がけたこの作品は、玄人筋を中心になかなかの高評価を得ました。
“ファミコン神拳”の担当ライターはキム皇以外にあと二人いましたが、その残る二人のうちの一人がミヤ王こと宮岡寛。このミヤ王もほぼ同時期にゲームソフトの制作に着手。ファミコン用ソフト「メタルマックス」を発表しました(このソフトには、スタッフとしてキム皇も参加しています)。「ジャングルウォーズ」、「メタルマックス」ともにかなりの好評を得、後にスーパーファミコンで両タイトルともに続編が制作、発表されました。
 順風満帆なゲームクリエイター生活――かと思いきや、キム皇はこの後にスーパーファミコン用ソフト「ザ・ラストバトル」を発表して以降、僕の知る限りではクリエイターとして何ら目立った活動をしていません。数年前にジュニアノベルのような小説を上梓したところまでは判っていますが、その後の消息については不明です。
 なお、有名な話ではありますが、“ファミコン神拳”担当ライターの最後の一人は、ゆう帝こと堀井雄二。国民的ゲームソフト「ドラゴンクエスト」シリーズの作者・堀井雄二氏その人であります。
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by atom211974-3 | 2005-12-20 17:26
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